ページタイトル:御神幸場の杉 ロゴ:人里の巨木たち

画像:御神幸場の杉(幹と並ぶ) 名称 御神幸場の杉 (ごしんこうじょうのすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 38m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注3)
所在地の地名 島根県浜田市旭町市木(注4)
 〃 3次メッシュコード 5232−23−01
 〃 緯度・経度 北緯34度50分33.8秒
           東経132度23分19.2秒(注5)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年3月29日

注1)浜田市名木保存審議会が設置(2010年に設置?)「御神幸場」の読み方については未確認
注2)その標注側面にこう記されていた
注3)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注4)2005年10月1日、浜田市に合併。旧行政区は那賀郡旭町
注5)地理院地図でこの位置を入力すると、市境を越えて邑南町側に表示される。もしかして私の勘違いなのだろうか





 「むくろう樹」と呼ばれるムクロジ巨木がある市木神社(いちきじんじゃ)には、左図の大杉も立つ。
 こちらの名前は「御神幸場の杉」。
 広辞苑によれば、神幸(しんこう)とは、「@遷宮または祭礼に際し、神体が(中略)新殿または御旅所に渡御すること。A神のいでますこと。神の臨幸」とある。
 大杉の近くに、石垣の台座に自然石を立てたような場所があり、注連縄を前に渡した小祠もある。ここが御旅所ということなのだろうか。それとも、単に神の依代となる杉という意味で「御神幸場の杉」と呼ばれているのだろうか。命名の由来はよくわからない。
 市木神社の社殿からは少し離れて立っている。
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