ページタイトル:一丁木の大イチョウ 当サイトのシンボル

画像:一丁木の大イチョウ(幹と並ぶ)

画像:一丁木の大イチョウ(全景)
名称 一丁木の大イチョウ
    (いっちょうきのおおいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 10m(注1)
目通り幹囲 9.2m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 青森県弘前市相馬字一丁木(注3)
 〃 3次メッシュコード 
 〃 緯度・経度 北緯40度33分39.7秒
           東経140度21分56.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年8月23日

注1)まったくの目分量
注2)地上近くの高さで、株立ち全体の外周を実測。環境省の測定要項通り地上1.3mの高さで測ると、もっと大きな値になる
注3)2006年2月27日、弘前市に編入合併。旧行政区は中津軽郡相馬村





 一丁木は、相馬川と作沢川の合流点近く。JAの巨大なりんご貯蔵施設があるところ。
 標記のイチョウは、県道129号(関ヶ平五代線)から見て、その貯蔵施設の後方。巨大な建物に遮られて、県道からは姿が見えないが、施設全体を迂回するように進むと、どちら向きに回っても、イチョウのところに出られるはずである。
 株立ちのイチョウ。気根の発達具合からは、本体はそう若い木でもないように思われる。新旧の幹が入り交じって今の姿を作っているようだ。
 このような株立ち樹形では、幹の途中まで、上に行くほど輪郭線が広がる。それで、最も小さい値になるべき根元付近で幹囲を測定してみたところ、なんと9.2mもあった。見た感じでは7m台後半かと思っていたので、ちょっと意外な数値だった。
 これは私だけの印象でもないようで、犬の散歩で通られた方に話しかけてみると、それほどの大イチョウとも思っておられない素振りだった。
 普通は、身近にあるものを自慢したいものだ。それが、あまりの冷ややかな反応に、肩すかしを食ってしまった。(日本中の巨大イチョウの半分も集まっているのでないかと思われるような青森県ならではの反応なのかも知れないが)
 ところで、一丁木は「いっちょうき」と読む。もしかして「いちょう」+「木」が転じたのでないかと質問してみたが、そのような話は聞いたことがないということであった。
 
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