ページタイトル:稲荷神社のアコウ 当サイトのシンボル

画像:稲荷神社のアコウ_1


画像:稲荷神社のアコウ_2


画像:稲荷神社のアコウ(全景)
名称 稲荷神社のアコウ (いなりじんじゃのあこう)
名称の典拠 なし
樹種 アコウ
樹高 8m(注1)
目通り幹囲 7.9m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 鹿児島県指宿市湊4丁目
 〃 3次メッシュコード 4630−65−82
 〃 緯度・経度 北緯31度14分31.6秒
           東経130度38分51.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年7月28日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による





 アコウの稲荷神社は指宿港の西300m、「ハイビスカスロード」と名付けられた県道238号(下里湊宮ヶ浜線)沿い。市街地ではあるが、指宿温泉から少し離れていることもあって、どちらかといえば、静かな環境にある。
 境内の端にアコウが数本、かたまって立っている。いずれも樹齢は比較的若いようで、いかにも「これがアコウです」といった典型的な姿をしている。
 1本ずつ見れば、それほどの巨木ではない。標記データは、中図中央のグループ全体を1本と見てのものであろう。
 アコウの姿には独特のインパクトがある。
 白日の下では、単なる珍しい木だが、数え切れぬほどの大蛇が、互いに身を捩りながら幹を登る様にも見える姿は、薄暗いなかでは不気味に映ることだろう。一度見たら、忘れられそうにない。
 このアコウは、指宿市保存樹木指定を受けていると同時に、「かごしまの名木」にも選ばれている。
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