ページタイトル:布留神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:布留神社のクスノキ(幹と並ぶ)

画像:布留神社のクスノキ(遠景)
名称 布留神社のクスノキ (ふるじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 滋賀県高島市安曇川町横江(注2)
 〃 3次メッシュコード 5236−70−83
 〃 緯度・経度 北緯35度19分16.9秒
           東経136度02分25.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年5月20日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年1月1日、高島郡内の5町1村が合併して高島市誕生。旧行政区は高島郡安曇川町





 安曇川町といえば、近江聖人と慕われた中江藤樹(なかえとうじゅ。1608〜48)の生誕地である。
 藤樹は、当地の農家の長男として生まれたが、9歳の時、米子藩士であった祖父の養子となり、武士としての道を歩み始めた。藩主の移封に随従して伊予国大洲に移住。その地で養父母を看取り、家督を相続。しかし、実母に孝養を尽くすため、故郷に戻ることを決意、脱藩した。その後、いくつかの過程を経て、最後は郷里に私塾「藤樹書院」を開く。数え41歳で没する半年前のことであった。(Wikipediaを参考)
 その藤樹書院跡の東方1kmほどのところに布留神社がある。海原に浮かぶ小島のような社叢を持つ神社だ。
 大クスノキは、境内の入口近く。
 素晴らしい樹勢である。見ていて惚れ惚れするほど。これだけ沢山の枝葉を繁らせていながら、さらに根元からは、ひこばえが何本も出ている。エネルギーが余っている感じ。
 樹齢も若そうだ。クスノキが芽生えたのは、藤樹の時代よりも後のことだと思われる。
 
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