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画像:普門寺のスギ(幹と並ぶ)

画像:普門寺のサルスベリ
 本堂前のサルスベリ
名称 普門寺のスギ (ふもんじのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 6.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 岩手県陸前高田市米崎町字地竹沢
 
〃 3次メッシュコード 5841−45−22
 
〃 緯度・経度 北緯39度01分28.7秒
           東経141度39分21.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年8月21日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 遠く広田湾を望む高台に、曹洞宗海岸山普門寺がある。山号は海岸山だが、現在、一番近い海岸から測っても2km以上は離れている。
 創立年や開山の名については諸説あるようではっきりしないが、県指定文化財の聖観音坐像(永禄2年=1559年銘あり)を本尊とし、同じく県文化財の三重塔を備える名刹である。
 写真のスギは自動車道の近く。参道の反対側にも目通り5mほどの大杉が立っている。富山県なら「門杉」と名付けるところだ。
 大杉のあたりから入口側を見ると、真っ直ぐ伸びた参道の延長上に海が見える。この感じもなかなか良い。
 ほかにも4mを超えるスギが数本。道路脇の4本のアカマツもなかなか立派だ。
 変わったところでは、本堂前のサルスベリ(岩手県指定天然記念物)もすばらしい。目通り1.8m。普門寺8世壹翁寒易和尚が、延宝年間(1680頃)に、中国の天童山より持ち帰って植えたと伝えている。 
 
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