|
|||||
この道の先に大興寺がある |
名称 福一萬神社のシイ (ふくいちまんじんじゃのしい) 名称の典拠 「遠州ぶらり名木巨木」(注1) 樹種 スダジイ 樹高 20m(注2) 目通り幹囲 5.4m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 静岡県牧之原市西萩間(注3) 〃 3次メッシュコード 5238−01−73 〃 緯度・経度 北緯34度43分54.3秒 東経138度09分39.6秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2006年12月24日 注1)「中日新聞inしずおか」のコンテンツの一つ 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による 注3)2005年10月11日、榛原郡内の2町が合併して牧之原市誕生。旧行政区は榛原郡相良町 「中日新聞inしずおか」サイト内で紹介されていたのを見つけて訪ねた。 国道473号(旧道)から、大徹宗令禅師が開いた曹洞宗の名刹龍門山大興寺に向かう細い道を入って間もなく、右手に立っている。 玉石を5段ほど積み重ねた石垣上に立つのだが、シイの木の辺りは、もうすっかり石垣の形がなく、根が直接地面に達している。 一見して融合木のようにも見えるが、どうやら根は一つのようだ。幹の空洞が広がって、幹姿はかなり崩れてしまった。これも老木の一つのあり方である。長生きすることは、容易なことではないのだ。 案内板によれば、福一萬神社の祭神は蛭児命(ひるこのみこと)、大国主命(おおくにぬしのみこと)、息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)の3柱。もとは通称「宮山」にあったが、明治5年(1872)に現在地に遷座したという。 ここではスダジイの方がかなり先輩である。 |
||||