ページタイトル:笛吹神社のスギ ロゴ:人里の巨木たち

画像:笛吹神社のスギ(幹と並ぶ) 名称 笛吹神社のスギ (ふえふきじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 45m(注1)
目通り幹囲 6.4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府南丹市日吉町木住(注2)
 〃 3次メッシュコード 5235−54−81
 〃 緯度・経度 北緯35度09分27.6秒
           東経135度30分51.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年3月23日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2006年1月1日、4つの町が合併して南丹市誕生。旧行政区は船井郡日吉町





 府道19号(園部平屋線)沿い、木住トンネル南口から日吉ダム方面へ約600m。木住川(こずみがわ)に架かる笛吹橋の近くに、笛吹神社が鎮座する。
 朝鮮から渡来した秦氏の子孫、秦河勝(はたのかわかつ)が、夢告によって木住(こずみ)の地を訪ね、立派なケヤキの大木を見つけた。そのケヤキで京都太秦(うずまさ)の広隆寺を建てた河勝は、お礼に、ケヤキの根元に大山祇神(おおやまずみのかみ)を祀る小さな宮を作った。それが笛吹神社の始まりだとのこと。推古天皇の時代だそうである。(案内板より)
 大杉は本殿の手前。向かって右。なかなか大きい。
 オモテスギのタイプだ。背も高い。
 境内に5m弱ほどのケヤキもあるが、まさかこれが由緒書にあるケヤキの子孫だというわけではないのだろう。
 手水舎がちょっと珍しい。手水の水源は、水道でも川水でもなく、底の方に溜まっている。湧き水なのだろうか。
 ただし、下に降りて身を屈めなければならないのが不便だということか、これとは別の普通の手水舎もある。
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