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名称 芳水の桜 (ほうすいのさくら) 名称の典拠 現地の標柱(注1) 樹種 エドヒガン 樹高 10m(注2) 目通り幹囲 2.3m(注2) 推定樹齢 120年(注2) 所在地の地名 福島県福島市松川町金沢字小手山浦 〃 3次メッシュコード 5640−33−99 〃 緯度・経度 北緯37度39分58.4秒 東経140度29分11.3秒 天然記念物指定 なし 撮影年月日 2021年4月6日 注2)上記「保存樹、保存樹林写真一覧」による JR東北本線松川駅から直線距離で北に約1.4km。国道4号(福島南バイパス)から西に100mほど離れて、周囲150mほどの溜池があり、その畔(ほとり)に左図の桜が立つ。(注3) 桜は、この土地の所有者渡辺芳太郎氏が昭和天皇の即位を記念して植樹されたそうで、水辺にあることと、同氏の名前の一字「芳」から「芳水の桜」と名付けられたようだ。(注4) 樹姿の美しさ、ロケーションの良さで写真家に人気の桜である。(注5) 立地場所が今回探訪ルートの近くだったため、立ち寄ってみることにした。 花はちょうど満開。確かに美しい桜である。平日だったにも拘わらず、アマチュア・カメラマン、観光客合わせて10人ほどの先客がおられた。 私が訪ねたのは、桜が植えられてから95年ほど後。移植当時の樹齢が不明なので正確な樹齢はわからないが、まだ若い桜であることは間違いない。目立った折損枝は無く、樹皮も若々しい。 幹囲もまだ巨木の粋に達していないが、見たところ、上記データの2.3mよりはずっと大きく、3mを超すのも近いように思われる。 注3)この溜池は、地理院地図をはじめ、大抵のウェブ地図に描かれている 注4) ウェブサイト「さくら紀行」より。なお昭和天皇の即位は1926年12月25日であり、大正天皇崩御に伴う急な即位だったこと、また移植のためには準備も必要だろうから、1927年に植えられたと考えるのが自然だと思う 注5)福島県の「桜を愛するアマチュアカメラマンの会」による「県内一本桜番付」では東前頭8枚目 |
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