ページタイトル:法師窪のサルナシ 当サイトのシンボル

画像法師窪のサルナシ 名称 法師窪のサルナシ (ほうしくぼのさるなし)
名称の典拠 「巨木の郷はしかみ」(注1)
樹種 サルナシ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 0.78m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 青森県三戸郡階上町道仏字法師窪
 〃 3次メッシュコード 6041−55−31
 〃 緯度・経度 北緯40度26分51秒
           東経141度38分28秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年8月26日

注1)「階上売り込み隊」が階上町と東北巨木調査研究会の協力を得て2012年1月に刊行した立派なパンフレット(無料)
注2)上記「巨木の郷はしかみ」による





 サルナシは「猿梨」で、サルが食用とするナシの意味(「牧野新日本植物図鑑」による)。サルだけでなく、ヒトが食べても美味しい。
 ナシの名がつくが、青果店で売られているナシはバラ科。サルナシはマタタビ科で、キウイフルーツと近縁。サルナシとナシは、植物学的には別の仲間である。(牧野博士は、サルナシやマタタビをサルナシ科と称しておられたようだ)
 山地に自生し、結構大きく生長する。平凡社「日本の野生植物」によれば、大きなもので、蔓の径が15cmほどになるそうだが、国内にはどれくらいのものまであるのだろうか。(環境省巨樹データベースには1本も登録されていない)
 ほかと比べてみようがないので何とも言えないが、私自身は、サルナシでこんなに太い蔓は初めてである。
 
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