ページタイトル(法龍寺のカヤ) サイトのシンボル

画像:法龍寺のカヤ_1

画像:法龍寺のカヤ_2
名称 法龍寺のカヤ (ほうりゅうじのかや)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 カヤ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 5.5m(注2)
推定樹齢 伝承710年(注3)
所在地の地名 茨城県久慈郡大子町上金沢
 
〃 3次メッシュコード 5540−12−31
 
〃 緯度・経度 北緯36度46分43.8秒
           東経140度16分19.3秒
大子町指定天然記念物(1997年3月28日指定)
撮影年月日 2005年5月21日(左写真)
        2013年11月7日(少し大きめの画像)


注1)1997年6月30日に大子町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)現地の案内板による





 法龍寺の寺伝によると、祖父親鸞の法統を継いだ本願寺2代如信は、のち京都を出て、関東・奥州の教化に専念した。
 上金沢の地に至ったとき、近くの山に聖徳太子像が放置されていたので、現寺地に草庵を結んで、弟子の乗善坊を住まわせた。
 正安元年(1299)、親鸞の報恩講を終えて、京都から戻る途中、体調を崩したため、乗善坊の庵に留まり、翌年没した。
 時代は下って延宝2年(1674)、徳川光圀が領内を巡視した際、如信の墓に詣で、堂宇を建立して法龍寺と名付けた。(以上、平凡社「茨城県の地名」から要約して孫引き)
 境内のカヤは如信上人の手植えと伝えている。
 根張りの逞しい、堂々とした姿である。
 
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