ページタイトル:法道寺薬師堂の楠 当サイトのシンボル

画像:法道寺薬師堂の楠


画像:法道寺薬師堂の楠(幹と並ぶ)
名称 法道寺薬師堂の楠
    (ほうどうじやくしどうのくすのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 8.2m(注1)
推定樹齢 600年(注1)
所在地の地名 熊本県八代郡氷川町野津字中山王(注2)
 〃 3次メッシュコード 4830−65−65
 〃 緯度・経度 北緯32度33分33.6秒
           東経130度41分10.8秒(注3)
氷川町指定天然記念物 
撮影年月日 2011年8月8日

注1)熊本県公式ホームページのコンテンツ「地域発 ふるさとの自然と文化」による
注2)2005年10月1日。隣の宮原町と合併して氷川町に。旧行政区名は八代郡竜北町
注3)これは向かって右のクスノキ(左上図)の位置





 国道3号氷川橋の北の集落が法道寺集落である。
 法道寺は、ここにあった古い天台宗寺院で、このあたり一帯は法道寺の寺地だったようだ。その後、廃寺となってしまったが、本尊の薬師如来は残され、それを安置するために薬師堂が築かれた。現在、薬師堂の前には、まるで仁王さんのように、2本の大クスが並んで立っている。薬師堂建立と同時に植えられたのでないかと考えられているようだ。
 法道寺の2kmほど北に大野貝塚がある。大森貝塚を発見したエドワード・モースが、明治12年(1879)、大野貝塚を調査した。その際、このクスノキを見て感激し、スケッチを残したそうである。(以上、ほとんど上記「地域発 ふるさとの自然と文化」から引用)
 そのスケッチは、モースの著書にも載っているそうだから、古くより知る人ぞ知るクスノキだったわけだ。しかし、なぜか環境省巨樹データベースには登録されていない。
 ただ、残念ながら、見た感じ、樹高も幹囲も上記データよりは小さそうに思われる。
 
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