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画像:堀田森の大イチョウ(全景)

画像:堀田森の大イチョウ
名称 堀田森の大イチョウ
    (ほったもりのおおいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 32m(注2)
目通り幹囲 6.5m?(注3)
推定樹齢 800年(注2)
所在地の地名 岐阜県飛騨市古川町是重(これしげ)1丁目(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5437−21−65
 
〃 緯度・経度 北緯36度13分38.0秒
           東経137度11分41.4秒
古川町指定天然記念物(1956年指定)(注4)
撮影年月日 2005年11月3日

注1)古川町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)上記案内板による
注3)3幹をまとめて1本としてみた視認概算値(全くの直感)。3幹を個々に測れば、4m、3.5m、1.5mといったところか(これも直感)
注4)2004年2月1日、吉城郡内4町村が合併して飛騨市誕生。旧行政区は吉城郡古川町





 案内板によれば、ここはかつての日枝神社境内地だったようだ。
 別の立派な石造案内板は、ここがまた、是重(ていちょう)なる郷土の偉人を神と祀った地であることを記している。(そのため、2004年12月1日、飛騨市指定史跡となった)
 この地は水利が悪く、畑作しか出来なかったという。宮川と荒城川(あらきがわ)の豊かな水が近くを流れる地形からは、ちょっと想像しかねるが、とにかく、是重の奔走によって、念願の水田化がなされたものらしい。
 主食のコメが穫れるか、貯蔵のきかない野菜しか穫れないかでは、大いに生活条件が異なったことであろう。集落は是重村と名付けられ、彼が神と崇められたことも想像に難くない。
 翻って、イチョウの下に葬られたという是重氏は、コメが余り気味の現在の日本を、どう見ていることだろうか。
 
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