ページタイトル:細倉の山桜 当サイトのシンボルマーク

画像:細倉の山桜 名称 細倉の山桜 (ほそくらのやまざくら)
名称の典拠 「名桜・古桜・一本桜
樹種 ヤマザクラ
樹高 不明 (低い)
目通り幹囲 4m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 福島県白河市借宿前田
 〃 3次メッシュコード 5540−52−34
 〃 緯度・経度 北緯37度06分47.3秒
           東経140度18分20.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2023年4月2日

注1)枯死部分全体の輪郭を目分量で





 阿武隈川右岸、楮ヶ岳(こうぞがたけ、450m)北西麓の集落が細倉である。
 集落から山裾の道を南に向かうと小さな墓地があり、そこに標記のヤマザクラが立っていた。
 「いた」と過去形で書いたのは、今も姿の一部を残しているが、本体は枯死してしまったからである。
 枯死の原因は腐朽菌による可能性が大きい。上記「名桜・古桜・一本桜」の説明(2016年時点)では花付きが悪いようだったので、健康状態は思わしくなかったのだろうが、掲載写真を拝見する限り、いくつか伸ばす大枝は死んでいたようには見えない。
 従って、この姿になったのはその後のことである。すっかり枯れてしまったので伐ったのか、それともその前に引導を渡されたか。いずれにしろ全身を腐朽菌に冒された後では、生き続けるのは難しかっただろうと思われる。
 しかし、完全に生命が途絶えたわけではなかったようだ。蘖(ひこばえ)らしき1本が懸命に花を付けていた。まだ直径10cmに満たないくらいの細い幹だが。
 健気な姿に、「しっかり生きて、大きくなれよ」と心よりエールを送りたい。
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