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名称 細江神社のクスノキ
(ほそえじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 7.3m(注1)
推定樹齢 500年(注2)
所在地の地名 静岡県浜松市北区細江町気賀(注3)
〃 3次メッシュコード 5237−15−62
〃 緯度・経度 北緯34度48分37.6秒
東経137度39分11.7秒
細江町指定天然記念物(「細江神社社叢・楠」として1974年5月1日指定)(注4)
撮影年月日 2005年12月24日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)根元の立札による
注3)2005年7月1日、3市8町1村の大合併により、浜松市が再スタート。旧行政区は引佐郡細江町
天竜浜名湖鉄道気賀駅の北500m、気賀小学校の西に細江神社が鎮座している。
境内には、参道の夫婦楠をはじめ、クスノキの巨木が多く、社叢全体が天然記念物に指定されている。
最大の幹囲を有するクスノキは、右手奥、藺草(いぐさ)神社の前に立っている。
根元に開く空洞について、こんな昔話が紹介されていた。
昔、この楠の穴に大蛇と大蝙蝠が住んでいた。両者は、自分が穴の主だと言って譲らず、次第に剣呑になって、大喧嘩を始めた。争いは3日3晩続いたが、ついに力つきて、ともに血だらけになって倒れた。今も血の痕が残っている。
と、こんな話である。
今も血痕があるとは穏やかでないと、ロープの外から覗いてみたが、暗くてよくわからなかった。 |
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