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画像:洞の五本スギ

画像:洞の五本スギ(幹と並ぶ)
名称 洞の五本スギ (ほらのごほんすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 38m(注2)
目通り幹囲 6.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岐阜県下呂市萩原町尾崎洞(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5337−71−56
 〃 緯度・経度 北緯35度57分45秒
           東経137度12分06秒
岐阜県指定天然記念物(1970年8月11日指定)
撮影年月日 2004年8月9日

注1)萩原町教育委員会が設置(注3)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2004年3月1日、5町村が合併して下呂市となった。旧行政区は益田郡萩原町





 洞の山神神社の背後に立っている。五本スギの名は、立ち上がってすぐ5幹に分かれているための命名であろう。幹は寄り添ったまま、まっすぐ天に向かって伸びている。融合木だと思われる。
 現在は、そのうち1本を欠いている。幹の1本を切り倒したために、集落に祟りが及んだという伝承もあるようだ。岐阜県文化財図録によれば、切られたのは昭和初期だという。
 また、五本スギが山津波を食い止めて、村を救ったという伝承もあるらしい。現在は五本スギの背後に砂防ダムが築かれている。過去に土石流でもあったのだろうか。
 上記のデータは、旧環境庁の資料によるものだが、実際の目通りは、これよりかなり太い。全体を一つの個体としてみれば、なかなかの体躯である。
 
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