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名称 本郷大墓の椎 (ほんごうおおはかのしい)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スダジイ
樹高 13m(注2)
目通り幹囲 −(注3)
推定樹齢 不明
所在地の地名 島根県浜田市旭町本郷(注4)
〃 3次メッシュコード 5232−22−35
〃 緯度・経度 北緯34度51分58.6秒
東経132度18分35.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年3月29日
注1)浜田市指定名木であることを示す標柱(浜田市名木保存審議会が設置)
注2)その標柱側面に樹高12.7mとあった
注3)多数株が密生して全体で一つの樹冠を戴いている。全体としての株回りは10mを超えていそうだが、「幹囲」と称するには抵抗があるので、数値なしとした
注4)2005年10月1日、浜田市に合併。旧行政区は那賀郡旭町
本郷川右岸、県道50号(田所国府線)を走る時に目にするシイ。ごく小さな丘の上にあって、形の整った大きな樹冠がよく目立つ。
シイの木の根元に集められた石は、古い時代の五輪塔の残欠等。近くにある瓦葺きの小堂には、お地蔵さんが安置されている。
近くにお住まいの方に伺ったところでは、昔からこの場所を「大墓(おおはか)」と言い、以前はもっと広い範囲に墓が分布していたとのこと。
丘の頂にこのシイが立ち、その他には目立った樹木は無い。極めて密生していることも合わせて考えると、このシイは、作為的に植えられたのではないかと思われる。
神の依代としたものか(昔は神仏を分けて信仰することはなかったようだ)、それとも、死者を弔うために植えたのか、あるいは全く別の理由によるのか知らないけれども。 |
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