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画像:誉田足玉神社のケヤキ

画像:誉田足玉神社のケヤキ(幹と並ぶ)
名称 誉田足玉神社のケヤキ
   (ほんだたるたまのじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 ケヤキ
樹高 10m未満(注1)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県上田市真田町傍陽(そえひ)萩(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5438−52−43
 
〃 緯度・経度 北緯36度27分24.6秒
           東経138度17分21.3秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2003年9月7日

注1)私の目測値
注2)同上。ただし、これは空洞部分が満たされていた頃の状態を想像して計算した値
注3)2006年3月6日、小県郡の3町村が上田市に合併。旧行政区は小県郡真田町





 長野市松代町から新地蔵峠を越えて上田市真田町に至る県道35号の傍らに誉田足玉神社がある。
 天安元年(857)の創祀と伝え、祭神は誉田別命(ほんだわけのみこと)、息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)の3柱。佐久間象山も詣でたと伝えている。
 ケヤキは拝殿の手前、広場の端に立っている。
 縦に半割にされ、中をくり抜かれて皮だけ残ったような姿だ。さらに地上4mほどで横に切られ、多分あたりを睥睨していたであろう勝者の勢いはまったく失われてしまった。
 しかし、この木は諦めていない。周囲の木から見下ろされ、皮1枚になっても、切断面から新しい枝を伸ばし、葉をつけている。
 生き続けることは、何かきっと良い意志が導いている所業なんだ。そんなことを思った。
 
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