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↓道路側から見える姿
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名称 発知のヒガンザクラ (ほっちのひがんざくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2) 案内板では4.65m
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 群馬県沼田市中発知町
〃 3次メッシュコード 5539−00−45
〃 緯度・経度 北緯36度42分40.5秒
東経139度03分43.1秒
群馬県指定天然記念物(1957年4月23日指定)
撮影年月日 2010年4月25日
注1)2005年3月に群馬県教育委員会と沼田市教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
沼田市中心部から発知川(ほっちがわ)に沿って北に向かう。この谷一帯が発知と呼ばれており、大字名では、下流側から下発知町、発知新田町、中発知町、上発知町と並ぶ。県天然記念物のサクラがあるのは中発知町。
下発知町で県道266号(上発知材木町線)と別れ、県道の西側を並行して走る道路を北上する。標記の桜は、その道から曹洞宗慶福寺に至る途中にあるのだが、その前に、左手の高台に立つ堂々とした桜の姿が見えてくる。開花期に見落とすことはないだろう。
谷の勾配は緩く、桜の周囲には「発知田圃(ほっちたんぼ)」と呼ばれる水田が広がっている。
高台の一本桜だから、離れていてもよく目立つ。かつては開花状況を見て、苗代作りを急いだらしい。「発知の苗代桜」の名もあるようだ。
多分、群馬県内で、もっともよく知られる桜だろうと思われる。 |
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