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名称 緋牛内の大カシワ (ひうしないのおおかしわ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カシワ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注3)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 北海道北見市端野町緋牛内(注4)
〃 3次メッシュコード 6544−60−54
〃 緯度・経度 北緯43度52分43.7秒
東経144度03分00.6秒
北見市指定天然記念物(1996年4月25日指定)
撮影年月日 2019年6月9日
注1)北見市教育委員会が設置(設置年月不詳)。天然記念物指定名称もこれに同じ
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)高地側地表面から1.3mの高さで幹囲を実測
注4)2006年3月5日、北見市に合併。旧行政区は常呂郡端野町(ところぐんたんのちょう)
JR緋牛内駅の東方約4.1km。美幌町との境界近くの道路脇に立つ大カシワ。(国道39号を東進する場合、北見市から美幌町に入って間もなく、左手に案内表示あり)
訪ねた時、偶然にもカシワの隣にある家の奥様にお会いすることが出来た。今はここには住んでおられないが、たまたま池の鯉に餌をやりに来られたのである。
とても気さくな方で、私の質問にも快く答えて下さった。
カシワの所有者かという問いには、所有者は特にいないのだが、市から管理を委託されているので周辺整備等をなさっているとのこと。おかげで、下草もきちんと刈られ、周囲はきれいに整えられている。
昔は、この道路がなかったこと、山の神として崇められ、幹に注連縄がつけられていたこと等も教えて下さった。
許可を得て、カシワとツーショット。幹回りも測らせていただいたところ、535cmの値を得た。
素晴らしい大カシワである。
上空に大枝をたくさん残し、大きな樹冠を戴いている。ところどころに損傷も見えるが、これだけの巨木になれば名誉の負傷ということだろう。樹勢も良さそうで、まだまだ大きくなりそうだ。
日本におけるカシワ名木の1本だと思われる。 |
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