ページタイトル:一ツ森林道のカツラ 当サイトのシンボル

画像:一ツ森林道のカツラ_1


画像:一ツ森林道のカツラ_2
名称 一ツ森林道のカツラ
    (ひとつもりりんどうのかつら)
名称の典拠 環境省巨樹データベース
樹種 カツラ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 15.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 青森県西津軽郡深浦町大字追良瀬字南追良瀬山3119林班内(注2)
 〃 3次メッシュコード 6040−60−65
 〃 緯度・経度 北緯40度33分39秒
           東経140度03分42秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2013年8月21日

注1)環境省巨樹データベース(2006年調査)による
注2)地図上の所在地はわかるのだが、ネット上に公開されている地図等では、該当地点の地名が判明しなかったので、深浦町に直接質問したところ、詳しく教えて下さった。それで、地名は大字程度までとする基本方針の例外として、今回は特別に細部まで掲載した





 国道101号を北上。五能線陸奥岩崎駅と岩崎中学校の中間点付近から県道28号(岩崎西目屋弘前線。通称「白神ライン」)に入る。
 初めは笹内川(さざないがわ)に沿って谷奥に向かう。途中までは舗装されていて快適なのだが、県道とはいえ、笹内川を離れ、一ツ森峠に向かって登り始めるあたりから未舗装の砂利道となる。
 幸い、私が訪ねたときは路面をグレーダーで均して間もない時期だったようで、2駆のセダンでも走りにくくはなかったが、いつもそうとは限らない。
 舗装路に比べ、砂利道では極端にタイヤのグリップ力が落ちる。スピードを出し過ぎぬよう、特にカーブや下り坂では慎重に進んだ。
 一ツ森峠を越えて間もなく、右手に一ツ森林道(一般車通行禁止)の入口を示す案内板がある。(一ツ森林道は2013年8月現在、国土地理院の地形図には表示されていない。入口の位置は、北緯40度33分46秒、東経140度03分42秒)
 他車の通行を邪魔せぬよう、県道がやや広くなっている所に車を寄せ、林道を歩き始めた。
 ほんの数分で、カツラの頂部がちらっと見えた。
 根元近くまで達し、灌木を透かしてカツラの位置を確認。登りやすそうな場所を探して、急斜面を登る。踏み分け道のような小道ができているところをみれば、これがいわゆる正規ルートなのだろう。
 道は崩れやすく、姿勢を確保しにくい。こんな時に、両手に持つスキー用ストックが頼りになる。(特に下るとき)
 期待に違わぬカツラだった。はるばる訪ねてきた甲斐があったというもの。しばし留まってカツラの香りに浸る。
 大いに充実した時間だった。
 
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