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名称 一言主神社のケヤキ
(ひとことぬしじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 5.2m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 茨城県常総市大塚戸町(注2)
〃 3次メッシュコード 5439−07−14
〃 緯度・経度 北緯36度00分45.5秒
東経139度55分39.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2010年2月11日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)2006年1月1日、石下町と合併して常総市に。旧行政区は水海道市(みつかいどうし)
一言主神社の祭神は一言主神(ひとことぬしのかみ)。神話では大国主神(おおくにぬしのかみ)の長子で、別名を事代主神(ことしろぬしのかみ)という。
案内板によれば、円満の徳を具え、大義をわきまえた言行一致の神とされている。また、一言の願いでも疎(おろそ)かにせず、願いを叶えてくれる神だともいう。
ここは、万治2年(1659)に起源を発するとされる「大塚戸の綱火」を継承する神社でもある。
これは、毎年9月13日夜、花火を仕掛けたからくり人形を、空中に張り巡らした綱によって操作して芝居を演ずるもので、戦後まもなく20年ほど中断したことがあったが、営々300年以上も続けられてきた民俗芸能である。平成11年(1999)には茨城県無形民俗文化財指定を受けた。
広い境内には巨木も多く、旧環境庁が1991年に刊行した上記「日本の巨樹・巨木林」には、全部で16本の巨樹が掲載されている。
そのうち最大木が上図の個体だと思われる。
裏参道(?)の入口に立っている。この入口は、位置から見て、地元の人以外はほとんど利用することがないのでなかろうか。
このケヤキを目にする参詣者は少ないことと思われる。 |
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