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名称 八幡さまのムクノキ (はちまんさまのむくのき)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 5.4m(注2)
推定樹齢 伝承1100年(注2)
所在地の地名 大分県日田市東有田
〃 3次メッシュコード 4930−77−98
〃 緯度・経度 北緯33度19分49.7秒
東経130度58分45.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年7月30日
注1)1991年に旧環境庁が刊行
注2)その「日本の巨樹・巨木林 中国・沖縄版」による
有田川右岸を走る道路の中央に立つムクノキ。
旧環境庁資料では「八幡さまのムクノキ」の名が示されていたが、ムクノキの近くに神社らしきものはない(道路脇は東有田振興センター)。
案内板の文字もかすれて読めず、ムクノキの名の由来や、ムクノキにまつわる伝承等を知ることは出来なかった。
ただ、ムクノキを避けて道路が作られたことからもわかるように、今も大切に思われていることだけは間違いなさそうだ。平成10年(1998)8月には、日田市指定特別保存樹(第21号)となった。
根元からは泉が湧いていたようだ。上図で、立札の横に見える三角形の穴が湧水口である。回りをアスファルトで囲まれて、流出ルートを失ってしまったが、今も湧き出ているのだろうか?
道路建設の際は伐採を免れたムクノキだが、大枝の殆どは切られてしまった。この位置にあれば、それもやむを得なかろう。
すっかりスリムになってしまった樹冠が対岸を走る県道48号(日田玖珠線)から見えるので、尋ね当てるのはそう困難ではない。(「少し大きめの画像を見る」ボタンをクリックして、樹形のご確認を) |
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