ページタイトル:日隅神社のケヤキ 当サイトのシンボルマーク

画像:日隅神社のケヤキ 名称 日隅神社のケヤキ (ひすみじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 550年(注2)
所在地の地名 静岡県三島市大社町
 〃 3次メッシュコード 5238−57−34
 〃 緯度・経度 北緯35度07分11.8秒
           東経138度55分18.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年2月2日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)三島市が設置した「保存木」案内板による(設置年月不詳)





 三嶋大社の大鳥居を起点にすると、直線距離で東に約250m。県道22号(三島富士線。三嶋大社付近では旧東海道をなぞる)の一本南側の生活道路に面して、日隅神社が鎮座する。
 案内板によると、祭神は大己貴命(おおなむちのみこと=大国主)。三嶋大社の摂社で、伊豆国神階帳には「正五位上 角(すみ)の明神」と記されているらしい。
 境内にケヤキ巨木があって、細い注連縄を巻いている。神木とされているようで、傍らに静岡県神社庁の「御神木指定証」が掲示されていた。
 ご覧のように、幹に大きな亀裂がある。その内側には、もう完全に枯れているが、やはりケヤキと思われる幹が残っている。
 このケヤキは、もとは2幹のケヤキだったのではあるまいか。ある時点で一方が枯れ、生き残った幹がそれを抱き込むように大きくなってきた。そのように思うのだが、どうだろう。
 もしかしたら、抱かれていた別の個体だったのかも知れないが、いずれにしろ、抱き込む側の幹の周縁部がかなり肥厚してきているので、一方が失われてからずいぶん時間がたったのだろう。
 測ったわけではないが、幹囲も、上記データよりかなり大きいように思われる。
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