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名称 日坂春日神社のスギ
(ひさかかすがじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 51m(注1)
目通り幹囲 6.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 岐阜県揖斐郡揖斐川町日坂(注2)
〃 3次メッシュコード 5336−23−56
〃 緯度・経度 北緯35度33分08.5秒
東経136度27分17.1秒(注3)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2011年5月8日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)2005年1月31日、揖斐川町に合併。旧行政区は揖斐郡久瀬村
注3)これは上図のスギの位置
揖斐川の支流日坂川の谷に沿って、県道40号(山東本巣線)を遡って行くと、左中図の立派な社叢が見えてくる。春日神社の森だ。春日神社は日坂川の左岸側。旧県道の脇に鎮座している。
旧環境庁の1991年版資料では、上記データの大杉をはじめ、計26本の巨木が計上されている。なかなかの巨木の森だ。スギたちは、いずれもみな背が高い。
上図の個体は、境内に入って正面に見える大杉。根元に見える石碑には明治天皇御製の歌が刻まれている。注連縄はないが、氏子さんたちはこのスギを筆頭格と見ておられるのだろう。
道路脇のスギたちも印象的で、向かって一番左端の4本は、根元がみなくっついている。そして、そのなかの1本の幹には大きな瘤ができている。
境内社の白山宮裏山のスギは、個々に見ればまだそれほどの太さではないが、4本がごく接近して並び立っている。全体としての迫力がある。このままみな生長を続けることを期待したい。周囲に名を轟かせる大杉になるまで私が生き続けるのは不可能だが、雄姿を想像することだけはできる。
また、神社のスギではないが、日坂川対岸に見える一本杉(左下図)も、なかなか格好が良い。太さが少々物足りないのが残念だが。 |
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