ページタイトル:広瀬の大なら 当サイトのシンボル

画像:広瀬の大なら(幹と並ぶ) 名称 広瀬の大なら (ひろせのおおなら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 コナラ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 350年(注3)
所在地の地名 山梨県山梨市三富川浦字広瀬(注4)
 〃 3次メッシュコード 5338−66−11
 〃 緯度・経度 北緯35度50分58.9秒
           東経138度45分36.0秒
三富村指定天然記念物(1981年9月2日指定)
撮影年月日 2011年6月19日

注1)1999年3月に三富村教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年3月22日、山梨市に合併。旧行政区は東山梨郡三富村





 笛吹川の上流に、広瀬ダムが作った人造湖広瀬湖がある。その湖畔近くに立つコナラ。
 かつてはこの付近から、標高2080mほどの雁坂峠(かりさかとうげ)を越え、秩父に至った。今は、峠の下を国道140号が雁坂トンネル(全長6625m)で抜ける。
 その雁坂トンネルの山梨県口から約3.5km付近で、支流の谷渡川が広瀬湖に流入する。コナラが立つ位置は。流入点近くの谷渡川右岸。樹勢の良い巨木である。
 案内板によると、幹の空洞に大山祇命(おおやまづみのみこと)を祀り、地域住民からは山の神様として信仰されているという。毎年5月17日に山の神祭りまで行われるというから、注連縄はなくても、神木同様に見なされてきたと考えて良さそうだ。
 個人の所有物ということだが、自由に見学可能である。所有者に感謝したい。
 
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