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A:二の丸のイチョウ(目通り7.5m)
B:西ノ郭(北側)のイチョウ(目通り5.3m)
C:西ノ郭(南側)のイチョウ(目通り5.4m) |
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名称 弘前公園のイチョウ
(ひろさきこうえんのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 33mほか(注1)
目通り幹囲 7.5mほか(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 青森県弘前市下白銀町(弘前公園)
〃 3次メッシュコード 6040−73−27
〃 緯度・経度 (A)北緯40度36分26.4秒
東経140度27分54.9秒
(C)北緯40度36分27.7秒
東経140度27分41.1秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年8月22日
注1)環境庁編「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
弘前城は、津軽氏2代信枚(のぶひら)のとき、慶長16年(1611)に完成した。以来、明治の廃藩に到るまで、約260年の間、津軽藩主の居城として使用された。
広さは、東西約600m、南北約1000m。現存する天守閣、櫓(やぐら)3棟、城門5棟は、いずれも国重文。また、城跡一帯は国指定史跡。
現在、城跡は弘前公園として一般に開放されている。(一部区域は有料)
観桜の名所で名高い弘前公園だが、園内各所に巨木が残されていることも、よく知られている。幸い、巨木が立つ場所は、どこも自由に出入り可能。
園内の最大木が上記のイチョウ。これは二の丸のトイレの横に立っている。いわゆる散策ルートからは少し外れている。
そのほか、西ノ郭にも5m超のイチョウが2本。
うち1本は、かなりの根上り状態。この姿を意図して植えたのだろうか。根が広がる範囲は、幹囲の何倍にも及ぶ。
訪ねたのは、7時少し前。夏の朝の清涼な空気が公園を包んでいた。
思ったより人が多い。その殆どが、トレーニング・ウェア姿。健康のため、ひと汗流そうというのだろう。あちらこちらで朝の挨拶が行き交う。首にカメラを下げ、ブラブラ歩きの私にも、普通に声をかけてくださる。
一日がこんなふうに始まると、とても充実した気持ちになるものである。 |
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