ページタイトル:広江八幡神社の大杉 サイトのシンボル

画像:広江八幡神社の大杉(幹と並ぶ)

画像:広江八幡神社の大杉(遠景)
名称 広江八幡神社の大杉
    (ひろえはちまんじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 輪島市の公式インターネットサイト
樹種 スギ
樹高 35m(注1)
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県輪島市町野町広江
 
〃 3次メッシュコード 5637−10−07
 
〃 緯度・経度 北緯37度25分40.4秒
           東経137度05分25.0秒
輪島市指定天然記念物(1969年7月11日指定)
撮影年月日 2007年9月23日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 著名な旧家、時国(ときくに)家から、県道6号を南下。小さなトンネルの手前で左手を見ると、高台に立派な拝殿と、その背後に立つ大杉の姿が見える(下図)。
 石段の手前で、なんとなく違和感を感じた。それが何か分からぬままに石段を登る。
 大杉は社殿の右後方。向かって左手の斜面に立っている。幹には細い注連縄が巻かれている。
 高地側1.3mの高さというと、右に立つ人物の帽子の高さになる。環境省の調査要項では、その高さで幹回りを測定することになっている。一見した感じでは、5mまではないように思われた。
 樹勢も衰勢に入ったようだ。しかし、この大杉の身上は、その直線性。いまも十分にきりっとしている。
 帰途、石段を下りる際に、違和感の原因がわかった。鳥居がないのである。
 改めて参道入口付近を見ると、石鳥居の根元だけが残っていた。今年(2007)3月の能登半島地震で折れてしまったのだ。石灯籠も動いている。狛犬も顔が欠けていた。
 この付近も大きく揺れたのだ。
 被災者には心からお見舞い申し上げたい。
 
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