ページタイトル:平湯大ネズコ サイトのシンボル

画像:平湯大ネズコ_1

画像:平湯大ネズコ_2

画像:平湯大ネズコ_3
名称 平湯大ネズコ (ひらゆおおねずこ)
名称の典拠 登山道入口の案内板(注1)
樹種 ネズコ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 7.6m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5437−24−14
 
〃 緯度・経度 北緯36度10分53秒
           東経137度33分03秒(注4)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2008年7月5日


注1)平湯巨樹・巨木保全協議会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2005年2月1日、高山市に合併。旧行政区は吉城郡上宝村
注4)位置の精度については自信なし





 国道471号が国道158号に接続するあたり、大滝川左岸に平湯キャンプ場がある。(大滝川の名は国土地理院発行の2万5千分の1地形図による。キャンプ場の案内図では大滝川の名は平湯川となっている)
 国道から少しだけ南に入ったところにキャンプ場の管理事務所があり、その近くの案内図に、大ネズコへの山道入口が示されている。
 道は、バンガローの脇から、いきなり登りになる。
 登山道の途中に危険個所はないが、サンダルやビジネスシューズで行ける道ではない。それなりの準備は必要だ。
 道の途中で、ガマ君が迎えてくれた。じっとして動かない。
 これはシャッターチャンスとばかり、ゆっくりとしゃがみ込み、正面からご尊顔をクローズアップしようとしたら、背を向けて逃げられてしまった。どうやら写真はお嫌いらしい。
画像:途中で出会ったヒキガエル
 大ネズコまでは、山道の入口から15分強。気持ちのよい汗をかき始めた頃に着いた。
 ネズコを上下に挟むように、2個所に観察台が作られている。そして2つの観察台を結ぶ小道が、ネズコをぐるっとひと回りしている。ここより内側には入って欲しくない、ということなのだ。
 データでは幹囲7.6mとあるが、見た感じではもっと太い。堂々たる大ネズコである。天然記念物ではないが、「森の巨人たち百選」に選ばれた巨木だ。
 林内の心地良さに誘われて、帰途は往路と異なる道を下ってみた。シダの茂るなかを細い道が続いている。幻想的な雰囲気の道だった。(下図)



画像:ネズコから吊橋に向かう道
 
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