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名称 平田のケヤキ (へいたのけやき)
名称の典拠 「緑の文化財」(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 6.3m(注2)
推定樹齢 360年(注3)
所在地の地名 福島県会津若松市北会津町下荒井字平田後(注4)
〃 3次メッシュコード 5639−26−09
〃 緯度・経度 北緯37度30分37.0秒
東経139度51分39.6秒
北会津村指定天然記念物(1972年4月1日指定)(注4)
撮影年月日 2004年5月15日
注1)1983年3月に福島県総合緑化センターが刊行(福島県監修)。ただし、天然記念物指定日と同じ1972年4月1日に(?)北会津村教育委員会が現地に設置した案内板には「晋峯山平安寺延命欅の木」とあるので、もしかしたらそれが天然記念物としての指定名称かも知れない。しかし、呼び慣わすには少々長すぎるように思う
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による
注3)前掲「緑の文化財」による。なお、同書には340年とあるが、2004年現在、刊行時より21年を経たことを考慮し、360年とした
注4)2004年11月1日、会津若松市に合併。旧行政区は北会津郡北会津村
案内板によると、正保2年(1645)、ここに延命地蔵を本尊とする平安寺が創建された。しかし文化4年(1807)、寺から出火して、平田邑全体が焼亡してしまった。以来、寺が再興されることはなかったが、地蔵堂だけが残った。
文化の火災の際に、地蔵尊はこの大ケヤキに抱かれて焼失を免れたという伝説がある。ならば、どこかに焼け痕があるのかも知れないが、残念ながら確認できなかった。あるいは写真でお分かりかも知れないが、風が至って強く、小さな物体が吹き上げられるくらいの状態だったため、樹下に入るのは躊躇されたからである。 |
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