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画像:日向のアベマキ(幹と並ぶ) 名称 日向のアベマキ (ひなたのあべまき)
名称の典拠 現地の樹名板(注1)
樹種 アベマキ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 4.8m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 山形県東置賜郡高畠町竹森字姥作(日向)
 〃 3次メッシュコード 5740−01−36
 
〃 緯度・経度 北緯38度01分52秒
           東経140度11分54秒
山形県指定天然記念物(1955年10月25日指定)
撮影年月日 2005年6月11日

注1)山形県教育委員会と高畠町教育委員会が連名で設置(設置年月不詳)。ただし天然記念物指定名称は「竹森のアベマキ」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 長嶺山(250m)の南西、中腹に住吉神社がある。
 石段を上ると、日向集落はもちろん、谷を埋める水田が眼下に見える。
 簡素な社殿の前には、アベマキの大木。目通り4.8mは、アベマキとしてはかなりの巨木だ。ただし、樹勢が衰えかけているらしく、集落側に倒れてしまわぬよう、ワイヤで支えられている。
 アベマキはクヌギの仲間で、薪炭材料や、シイタケの榾木として利用される。従って、山野に自生するアベマキは、適当なサイズになったら切られてしまい、こんな大木にまで育つことはない。伐採無用の境内木であったことが幸いしたと思われる。

※少し離れた位置からの画像だが、グーグルのストリートビューでは姿が見えないように思われる。「山形の宝」の県指定文化財一覧表にも名前がない。もう失われてしまったのだろうか。(2016.12.23追記)
 
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