|
拝殿は修理中だった |
|
名称 檜峰神社の大スギ
(ひみねじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 31m(注2)
目通り幹囲 7.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 山梨県笛吹市御坂町上黒駒(注3)
〃 3次メッシュコード 5338−25−87
〃 緯度・経度 北緯35度34分14秒
東経138度42分34秒
御坂町指定天然記念物(1974年7月20日指定)(注3)
撮影年月日 2004年8月26日
注1)御坂町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)平成16年(2004)10月12日、6町村が合併して笛吹市誕生。旧行政区は東八代郡御坂町
国道137号の十郎橋バス停付近から、神座山川(じんざさんがわ)左岸に沿って、林道を南に辿る。
野生動物の侵入を防ぐ金網ゲートを通過すると、いよいよ山道だ。道は細く、舗装も上等とは言いかねるが、ところどころ、美しい人工林が顔を出したりして、ゆっくり走ると気持ちがいい。
国道からは約4km、標高およそ1100mの山腹に、突然神社が現れる。
平凡社「山梨県の地名」によれば、檜峰神社の祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)。医薬の神様である。創立時期は不明だが、社伝に、天平年間(729〜49)、この地から神馬を献じて官幣が奉ぜられたと伝えているらしい。
大杉は、社殿に向かって左手奥の斜面に立っている。ちょうど社殿を見下ろすような位置だ。ウラスギ(アシウスギ)の仲間である。
周囲の森林は、コノハズク(声のブッポウソウ)の生息地として、山梨県の天然記念物に指定されている。
静かに、堂々と佇む大杉の姿からは、森の木々の統率者としての風格が感じられた。 |
|