ページタイトル:慈眼寺のスギ 当サイトのシンボル

画像:慈眼寺のスギ(全景)

画像:慈眼寺のスギ(幹と並ぶ)
名称 慈眼寺のスギ (じげんじのすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 38mほか(注2)
目通り幹囲 5.1mほか(注2)
推定樹齢 伝承1200年(注3)
所在地の地名 滋賀県彦根市野田山町
 〃 3次メッシュコード 5236−62−92
 〃 緯度・経度 北緯35度14分46秒
           東経136度17分02秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2009年5月9日

注1)滋賀県は、文化財としての天然記念物のほかに、自然環境保全条例によって「自然記念物」を定めている。このスギが平成3年3月1日、自然記念物に指定されたことを示す案内板を滋賀県が設置した(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)上記案内板による





 名神高速道路彦根インターから国道306号を1.8km南下。「野田山町」信号の先で左折して、東に向かう。高速をくぐると、間もなく前方に上図の姿が見えてくる。
 参道石段の上に、3本の大杉が接近して立っている。幹囲はそれぞれ、5.1m、5.1m、4.1m。1本ずつで見れば、そう驚くような値でないが、これだけまとまって立っていると、なかなか壮観である。
 行基菩薩(668〜749)が、自刻の十一面観音像を奉安する際に、記念樹として植えたとする伝承がある。伝承樹齢はそれに基づく数値であろう。しかし、客観的に見て、実際の樹齢は、もっと遙かに若いと思われる。
 慈眼寺の境内最上部には金毘羅さんが祀られている。上図の鳥居は、そこに至る参道の入口。
 そのため、「金毘羅さんの三本杉」と呼ばれることもあるようだ。
 
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