ページタイトル:樋知大神社のスギ 当サイトのシンボルマーク

画像:樋知大神社のスギ(幹と並ぶ)

画像:樋知大神社参道
名称 樋知大神社のスギ
    (ひじりだいじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 5.1m(注1)
推定樹齢 400〜500年(注2)
所在地の地名 長野県長野市大岡丙(注3)
 〃 3次メッシュコード 5438−50−81
 〃 緯度・経度 北緯36度29分35.5秒
           東経138度01分14.6秒
長野市指定天然記念物(2016年3月8日、「樋知大神社境内のお種池及び社叢と湿性植物群落」の名称で、お種池を名勝に、ブナ林とスギ林等の社叢と湿性植物群落を天然記念物に一括指定)
撮影年月日 2018年6月3日

注1)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注2)2018年1月30日に長野市教育委員会が設置した案内板による
注3)2005年1月1日、長野市に編入合併。旧行政区は更級郡大岡村




 長野自動車道麻績(おみ)インターチェンジの北北西4kmほどのところに聖山(ひじりやま、1447m)が聳える。
 その東方4kmほどを、姨捨(おばすて)の里から登って来た国道403号の猿ヶ馬場峠(さるがばばとうげ)が通り、また高原の湖である聖湖(ひじりこ)もある。
 聖高原(ひじりこうげん)と呼ばれる一帯である。(鉄道の駅名も、かつての「麻績」から「聖高原」に変わった)
 標記の樋知大神社(ひじりだいじんじゃ)は、聖山の北側。標高1150mほどに鎮座する高原の神社だ。
 本殿の斜め後方に、湧水「お種池」がある。
 干魃でも涸れることがないため、日照りに苦しめられた年には、地元はもとより、川中島平や筑北からも雨乞祈祷のために人々が訪れたという。
 左図の大杉は、拝殿と本殿の間。神木とされている。
 神木ほどの大きさではないが、参道の杉並木もなかなか見事なもの。
 そのなかに2本のアカマツが何食わぬ顔で仲間入りしているのだが、まっすぐ背が高く、まるでスギに変身したかのような姿で混じっているのが面白い。
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