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名称 比井のアコウ (ひいのあこう)
名称の典拠 なし
樹種 アコウ
樹高 12m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 200〜299年(注1)
所在地の地名 和歌山県日高郡日高町比井
〃 3次メッシュコード 5035−70−06
〃 緯度・経度 北緯33度55分14.7秒
東経135度04分58.6秒
天然記念物指定 なし(注2)
撮影年月日 2014年3月22日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)現地の案内板には天然記念物だと書いてあるのだが、実際には指定を受けていない(日高町教育委員会に確認済)
日高町の比井地区には、数多くのアコウが見られる。
環境庁による1988年調査結果を公表した「日本の巨樹・巨木林」には、比井地区だけで、幹囲5m超のアコウが5本掲載されている。
そのうち、天然寺にあった個体は枯れてしまったが、それにしても、これだけ密集しているのは珍しい。
これらは、必ずしも自生のものばかりではないようだ。
日高町教育委員会が設置した案内板によると、今から約百年前の大正元年(1912)、日高地方を高波が襲った。以来、護岸植物としてアコウが見直され、積極的に植樹されたらしい。(日高町の「町の木」はアコウである)
それらの代表として左図に登場願ったのは、比井川左岸、築地橋(つきじはし)近くに立つ個体。この木の横に案内板が立てられている。
ほかに、もう少し上流側に立つアコウ、比井漁港の南に立つアコウなども目につく。「少し大きめの画像」で紹介しているので、あわせてご覧いただきたい。 |
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