ページタイトル:日ヶ谷大山神社のタブノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:日ヶ谷大山神社のタブノキ 名称 日ヶ谷大山神社のタブノキ
    (ひがたにおおやまじんじゃのたぶのき)
名称の典拠 なし
樹種 タブノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府宮津市日ヶ谷宮ノ上
 〃 3次メッシュコード 5335−42−00
 〃 緯度・経度 北緯35度40分21.5秒
           東経135度14分50.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2022年5月18日

注1)環境省巨樹データベース(2019年調査)による





 若狭湾岸の岩ヶ鼻から府道625号(岩ヶ鼻須川線)を犀川(さいかわ)沿いに2.2kmほど遡ったところが日ヶ谷集落である。
 集落の北東高台に、かつて日ヶ谷小学校があった。生徒数の減少で廃校になってしまったが、建物やグラウンドは今も残っている。
 大山神社は小学校の東隣にあった。
 神社紹介ウェブサイトに大山神社の名が見られ、祠も現存するが、実質的にはもう無くなってしまったと考えるのがよさそうだ。近隣にお住まいの方に尋ねても,大山神社という名前すらご存知ない方が多かった。知っておられた方も、今は荒れ放題だから行くのは無理だとのこと。現役の神社ではないようだ。
 しかし、環境省データに2019年報告値が載っているのだから、少なくとも3年前には境内に入った方がいたはずである。
 小学校跡の裏手に向かう道を登り、行けそうだと見当をつけた場所から我武者羅に突き進んだら、土壁の祠のすぐ下に出た。そこから参道らしき道を逆に辿ったのだが、これがまた大変。竹や笹の手入れを怠るとこうなるという見本のような神社跡だった。
 タブノキの周囲にも笹が茂り放題で、左図の写真は、背が高い笹を押しのけて撮ったもの。
 人の生活圏に隣接するタブノキなのだが、このような状況であるから、現在のタブノキの姿を知る人はごく少ないことだろうと思われる。
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