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名称 東尾のヒイラギ (ひがしおのひいらぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ヒイラギ
樹高 9m(注2)
目通り幹囲 2.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 愛知県豊田市夏焼町(東尾)(注3)
〃 3次メッシュコード 5237−64−70
〃 緯度・経度 北緯35度13分52.1秒
東経137度30分25.5秒
豊田市指定天然記念物(1983年7月7日指定)
撮影年月日 2008年1月14日
注1)1984年3月に旧稲武町教育委員会が設置
注2)上記案内板による
注3)2005年4月1日、豊田市に合併。旧行政区は東加茂郡稲武町(2003年10月1日までは北設楽郡稲武町)
名倉川沿いの国道257号を北上していたら、右手にこのヒイラギが見えた。
ヒイラギといえば、縁に鋭い棘(とげ)のある葉を思い浮かべる。この棘には、さしもの悪鬼も手を焼くということなのだろうか。しばしば魔除けの意味を兼ねて庭に植えられる。整った樹冠を見るに、このヒイラギもそうだったのだろうと思われる。
ヒイラギ自体は珍しくないが、やはり、これだけの大木になると貴重である。ここまで大きく健全に育ったヒイラギには、滅多に会えるものではない。
ところで、剪定に際しても、棘に難儀するヒイラギだが、樹齢を重ねるにつれ、棘が無くなってくる。このヒイラギの葉はご覧のとおり。
ただ、よく見ると、新しい若い枝がつけた葉には棘が見られる。
部分によって、老若を併せ持つ。動物であるヒトには真似の出来ない芸当である。 |
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