|
|
|
名称 日吉神社のイチョウ
(ひよしじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 不明
目通り幹囲 9.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 大分県竹田市飛田川
〃 3次メッシュコード 4931−32−59
〃 緯度・経度 北緯32度57分55.0秒
東経131度21分53.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年4月3日
注1)地表面から1.3mの高さにおける全体の周囲長を測定
国道502号岡城(おかじょう)バイパスを西に進む。
JR豊肥本線のガードを潜り、天神交差点で国道57号に突き当たると、502号はそこで終わるが、道路自体はまだ続き、その先は県道638号(白丹竹田線)となる。
その県道638号を天神から道なりに約1.9km。稲葉川(いなばがわ)に架かる石造三連アーチ橋「山王橋(さんのうばし)」が見えてくる。
山王橋は明治45年(1912)に供用開始された竹田市最古の石橋で、昭和54年(1979)には竹田市指定有形文化財となったが、現在も現役として活躍中。車も通る。
大イチョウの日吉神社は、この橋を渡ったすぐ先。山王橋の名称も、この日吉神社に因む命名と思われる。(日吉神社はしばしば山王さんと呼ばれる)
社殿の手前、向かって右手に株立ちの大イチョウが立っている。回りをスギに囲まれているためか、すらっと背が高く、カツラのような樹形のイチョウだ。
中心部が失われているが、地上1.3mの高さにおける全体の輪郭は984cmもあった。
これだけのイチョウだから落葉の量もかなりと思うが、樹下は綺麗に清掃されていた。氏子さんたちが片付けられたのだろう。
それでもところどころに、ギンナンが落ちている。しぶとく樹上に残っていたものが、とうとう力尽きて落ちたと思われる。どうやら雌株のイチョウのようだ。
竹田市のみならず、株立ちのイチョウは軽く見られることが多いようで、このイチョウも天然記念物ではないが、これだけの大きさになると、やはり圧倒的な迫力を感じる。
もっと有名になってもおかしくないと思うのだが…。 |
|