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画像:経沢守屋神社のスギ

画像:経沢守屋神社のスギ(幹と並ぶ)
名称 経沢守屋神社のスギ
    (へざわもりやじんじゃのすぎ)
名称の典拠 「緑の文化財」(注1)
樹種 スギ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福島県会津若松市湊町平潟
 
〃 3次メッシュコード 5640−10−13
 〃 緯度・経度 北緯37度25分59秒
           東経140度02分32秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2004年5月15日

注1)1983年3月に福島県総合緑化センターが刊行(福島県監修)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 経沢集落の南、守屋神社境内に立つ。2〜3本の融合木のようだ。
 神社は標高600m規模の山並みが作る稜線の先端部に位置している。短いつづら折り参道のあちこちに、この他にも、目通り3mを超す巨樹が立ち並ぶ。
 上記「緑の文化財」によると、この神社は、敏達天皇(在位572〜85)の時代に創建されたと伝えられているらしい。祭神は、蘇我馬子に謀殺された物部守屋大連(もののべのもりやおおむらじ)。のち、用明天皇2年(586)、守屋の娘がこの地に来てスギを植えたといい、鳥居の両脇にあった大杉を大正4年(1915)に伐採したところ、1200年あまりの年輪を数えたそうである。
 近くで農作業をしておられた年配の男性のお話では、以前は守屋大権現と称したという。国道沿いの湊町原にある守屋神社の方が今は有名だが、あれは、ここのを分霊したものだ、と誇らしげに語って下さった。
 
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