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名称 平勝寺のスギ (へいしょうじのすぎ)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 スギ
樹高 36m(注2)
目通り幹囲 5.9m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 愛知県豊田市綾渡町(あやどちょう)(注3)
〃 3次メッシュコード 5237−52−59
〃 緯度・経度 北緯35度07分45秒
東経137度21分37秒
足助町指定天然記念物(1982年3月18日指定)(注3)
撮影年月日 2005年3月12日
注1)1983年3月、足助町教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)2005年4月1日、豊田市に合併。旧行政区は東加茂郡足助町
「鐘掛杉」の別名は、享保年間(1716〜36)に梵鐘を造ったとき、鐘楼ができるまでの間、この木に下げたとの伝承から。そういえば、横にぬっと突き出た大枝が、太さといい、高さといい、おあつらえ向きの姿に見える。
石造の案内板によれば、平勝寺は聖徳太子開闢を伝える古刹。草創期は天台密教寺院だったが、南北朝時代に後醍醐天皇の皇子平勝法親王が戦勝祈願をしたのを機会に、鳳凰山平勝寺と寺号を改めたという。時宗に改められたのもその頃と推測されているようだ。
ひなびた山中には珍しく、立派な寺である。 |
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