ページタイトル(若宮の大杉) サイトのシンボル

画像:若宮の大杉(幹と並ぶ) 名称 若宮の大杉 (わかみやのおおすぎ)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林」(注1)
樹種 スギ
樹高 22m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福井県勝山市平泉寺町平泉寺
 
〃 3次メッシュコード 5436−04−43
 
〃 緯度・経度 北緯36度02分26.3秒
           東経136度32分34.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2006年6月3日

注1)1991年に旧環境庁が刊行
注2)上記「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による





 このあたりは白山禅定道の出発点、旧平泉寺境内地のうち南谷坊院があったところ。平成2〜3年度の発掘調査で、いまは人の住まぬ林内に、立派な石畳道が見つかり、一部が平成8年度(1996)に復元された。そして平成9年(1997)3月には国指定史跡となった。
 復元された石畳道の突き当たりには、平泉寺48社の一つ、若宮神社があった。
 そこに立つ御神木の大杉がこれ。ウラスギ(アシウスギ)の仲間で、幹囲データ以上の力強さを感じさせる。
 国史跡にはなったが、訪問時現在、観光客はまだ少ないように見えた。案内表示も十分でなく、林内のこんな細い道に入り込む人は、さらに少なそうだ。
 大杉は、人知れず、孤高の生を楽しんでいるといったところ。
 
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