ページタイトル:平家平のトチノキ 当サイトのシンボル

画像:平家平のトチノキ(幹と並ぶ)

画像:平家平のトチノキ
名称 平家平のトチノキ (へいけだいらのとちのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 トチノキ
樹高 26m(注1)
目通り幹囲 8.7m(注1)
推定樹齢 400年以上(注2)
所在地の地名 福井県大野市巣原(平家平)
 〃 3次メッシュコード 5336−53−89
 〃 緯度・経度 北緯35度49分31秒
           東経136度29分30秒
大野市指定天然記念物(1996年9月26日指定)
撮影年月日 2012年8月24日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)福井県公式WEBサイトの一つ「ふくいの自然マップ」による





 素晴らしいトチノキである。高地側1.3mの高さで測ると、幹囲8.7mまでは届かなそうに見えるけれども、これだけのサイズになれば、大きさも十分。元気の良さも十分。まだまだ大きくなりそうな勢いだ。
 ただ、そこに行くまでが大変だった。車幅より少し広い程度の未舗装路は、浮き石がゴロゴロしている場所がある上に、ところどころに流水が作った溝もある。晴天が続いて道が乾燥していたことと、比較的勾配が緩かったために、二駆のセダンでもなんとか登れたが、車で行くなら、地上高が高い小型の四駆車をお薦めする。(平家平への道に限らず、作られて間もない頃は走りやすいが、管理しきれず、時とともに荒れてくる道は各地にある)
 この未舗装路の起点は平家橋。そこまでは舗装されている。平家橋の近くに駐車スペースがあるので、そこから歩くのも可。ここから平家平の駐車場までは約3km。
 平家平は、姥ヶ岳(1454m)の北斜面に広がる高原である。平成8年(1996)、大野市がこのあたりの山林196ヘクタールを購入して市民に開放した。もちろん、市民でなくとも自由に散策できる。
 上記の悪路はトチノキ近くまで続いているのだが、現在は途中にゲートを設け、車での進入を禁止している。従って、そこからは歩くことになる。
 私が訪ねたのは、平日の正午頃。終点の駐車場には軽ジープが1台駐まっていた。トチノキへの往復では誰にも会わなかったので、姥ヶ岳登山者の車だったのだろう。
 駐車場からトチノキまでは約1km。悪路とは言え、自動車を通すために作られた道だから、歩く分には十分に快適だ。途中、要所々々に案内表示もあって、迷うことはなかった。
 
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