ページタイトル:隼鷹神社のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:隼鷹神社のクスノキ 名称 隼鷹神社のクスノキ
    (はやたかじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 24m(注1)
目通り幹囲 8.6m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福岡県小郡市横隈
 〃 3次メッシュコード 5030−14−15
 〃 緯度・経度 北緯33度25分52.4秒
           東経130度34分12.1秒
小郡市指定天然記念物(2003年11月25日、「隼鷹神社境内クスノキ群」として境内のクスノキ3本を指定)
撮影年月日 2012年7月28日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)現地の案内板(2004年9月15日に小郡市教育委員会が設置)による





 西鉄天神大牟田線三国が丘駅の南東約900m、宝満川右岸の水田に浮かぶように、隼鷹神社の森がある。
 かつて熊襲征伐のため筑紫に下った仲哀天皇が崩御された際、高御産巣日神(たかみむすびのかみ)が鷹の姿で現れ、松の木にとまったあと、姿が見えなくなった。その松のあった場所に高御産巣日神を祀ったのが隼鷹神社の始まりだとする伝説があるようだ。クスノキが芽生えるより、ずっと昔の話である。(上記案内板では、鷹はクスノキにとまったとされている)
 クスノキは、九州では自然林を形成する樹種の一つである。案内板によれば、このあたりにもクスノキの自生が多く見られたらしい。それが、開発の波ですっかり姿を見なくなったという。
 隼鷹神社のクスノキが天然記念物指定を受けるに当たっては、かつての自然林の景観を留めていることも理由の一つだったようだ。
 
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