ページタイトル:八幡谷の二本杉 当サイトのシンボル

画像:八幡谷の二本杉

名称 八幡谷の二本杉 (はちまんだにのにほんすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 6.0m(注2)
推定樹齢 200~299年(注2)
所在地の地名 福井県丹生郡越前町八田(注3)
 〃 3次メッシュコード 5336-61-90
 〃 緯度・経度 北緯35度55分10.1秒
           東経136度07分37.6秒
越前町指定天然記念物(1976年11月3日指定))
撮影年月日 2012年8月25日

注1)旧宮崎村教育委員会が設置(設置年月不詳)。「八幡谷」の読み方については未確認
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)2005年2月1日、丹生郡内の4町村が合併して越前町誕生。旧行政区は丹生郡宮崎村





 国道365号八田トンネル東口近くに小さなドライブインがある。その駐車場から少し谷奥に入った山裾に、この大杉が立っている。駐車場からも大杉の姿はよく見える。
 案内板によると、このスギは織田庄と大虫庄の境木だとする説があるようだ。
 また、もっと過去に遡る伝説もある。こちらは石碑に刻まれているのだが、ところどころ読めない部分があって曖昧な部分もある。大意は次のとおり。
 仲哀天皇の第2王子(日本武尊の孫にあたる)鈒彦尊が、悪鬼に苦しむ村人を哀れみ、これを討った。喜んだ村人は尊に餅を献上。それを食した後、尊が地に挿した箸がこの大杉になった。
 箸だったから二本杉になったというわけである。
 実際、このスギは、2本が根元でくっついた融合木である。2本は平行して上に伸び、協力して、整った一つの樹冠を形成している。
 樹勢も良さそうだ。
 
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