ページタイトル:畑毛白山神社のツクバネガシ 当サイトのシンボルマーク

画像:畑毛白山神社のツクバネガシ(幹と並ぶ) 名称 畑毛白山神社のツクバネガシ
    (はたけはくさんじんじゃのつくばねがし)
名称の典拠 なし
樹種 ツクバネガシ
樹高 8m(注1)
目通り幹囲 6.8m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 静岡県田方郡函南町畑毛
 〃 3次メッシュコード 5238−47−97
 〃 緯度・経度 北緯35度05分05.0秒
           東経138度58分09.7秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2020年2月3日

注1)まったくの目分量
注2)地表面から1.3mの高さ(ほぼ私の胸の高さ)で幹囲を実測





 函南町立東小学校から東南東に約900m。柿沢川左岸高台に畑毛集落がある。集落の南西に、低い台地状の丘があって、その頂部に白山神社が鎮座する。
 境内はスダジイを中心とする広葉樹林である。この地の森のかつての姿を残しているのかも知れない。
 それらの最長老と思われるのがこのツクバネガシである。(函南町教育委員会が設置した「白山神社叢林」案内板ではシラカシとあり、幹に取り付けられた樹種名標ではツクバネガシとあった。私の貧しい鑑定力では自信がないのだが、ツクバネガシではないかと思う)
 大枝を全て失い、老いたケヤキ巨木でしばしば目にするような、大きな根株と若い細枝から成る姿。往年の勢いはもう無い。
 幹そのものも、今にも崩れ落ちそうだが、しかし、威厳は失っていない。傍らに立つと、うわついた気分を戒められたような思いがする。長生きして欲しいと思う。
 丘の頂部で境内をぐるっとひと回りするように細い道があり、南側に駐車スペースがある。ツクバネガシはその近く。
 この道の入口には「白山神社」の案内表示もあるのだが、ちょっと見つけにくいかも知れない。お訪ねになる場合は、地図で確認してから行くことをお勧めする。
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