ページタイトル:伊太祁曽神社の大杉 当サイトのシンボル

画像:伊太祁曽神社の大杉(幹と並ぶ) 名称 伊太祁曽神社の大杉
    (いたきそじんじゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 不明
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県高山市丹生川町旗鉾(注3)
 〃 3次メッシュコード 5437−23−06
 〃 緯度・経度 北緯36度10分21.3秒
           東経137度26分57.5秒
高山市指定天然記念物(1990年3月8日指定)
撮影年月日 2017年5月21日

注1)高山市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)上記案内板による
注3)2005年2月1日、高山市に編入合併。旧行政区は大野郡丹生川村





 旗鉾の伊太祁曽神社は、国道158号から小八賀川(こはちががわ)の方に少し下ったところ。集落から西に少し離れて鎮座する。
 2006年3月24日に高山市教育委員会が設置した案内板によれば、当地には昔から、日の昇る山である乗鞍岳への信仰があったらしい。それがいつの頃か、樹木の神である伊太祁曽(五十猛大神(いそたけるのおおかみ))を祭神とし、氏神として祀るようになったとある。
 文化8年(1811)には、伊勢の皇太神宮がこの神社に飛来したという噂が広まった。参詣者の数は1日に2千人にも及び、茶屋が建ち並ぶ賑わいだったという。(真新しい石鳥居に掲げられた額は「天照皇太神宮」である)
 一礼して境内に足を踏み入れる。
 鳥居の先、左側に高山市天然記念物の2幹のケヤキが立つが、これはまだ物足りない。(写真省略)
 目指す大杉は社殿の後方。
 建築現場で用いられる足場を利用した通路を通って背後に回ると、岩の上に祠があり、その後ろ、少し低い位置に大杉が立っていた。
 いわゆるオモテスギのタイプで、姿に面白みはないが、抜きんでた大きさである。
 そのことがこのスギを神木とさせたのだろう。幹には注連縄が巻かれていた。
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