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道の正面にカツラが見える |
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名称 五滝入口のカツラ (ごたきいりぐちのかつら)
名称の典拠 なし
樹種 カツラ
樹高 22m(注1)
目通り幹囲 9.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 徳島県徳島市八多町(はたちょう)
〃 3次メッシュコード 5034−74−60
〃 緯度・経度 北緯33度58分25秒
東経134度30分04秒(注2)
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2012年3月23日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)現地は深い谷底で、周囲の木々が雨で濡れていたこともあり、人工衛星の電波をうまく捉えられず、測定できなかった。この値は、地図上で見当をつけたもの。この地点は五滝に至る道路上を指すが、もしここに無ければ、さらにこの道をもう少し進むと、路傍にカツラが見えるはずである。
勝浦川の支流、八多川の上流に「八多五滝」と呼ばれる滝がある。落差4〜20mほどの5つの滝の総称で、東山渓県立自然公園の一部でもある。
いわゆる「大」観光地ではないが、近隣ではよく知られる滝のようで、ところどころに滝への道案内が表示されている。カツラを目指すには、この案内に従って、八多五滝に向かえばよい。
途中から道は狭くなり、すれ違いが出来なくなるが、これは四国の道路ではよくあること。カツラのところまで舗装されているのが心強い。(2012年3月現在、国土地理院の2万5千分の一地形図に描かれているよりもっと奥まで自動車道ができている)
カツラの手前、小さな橋のたもとに「東山渓県立自然公園/八多五滝」と刻んだ標識があり、道路脇に小さな駐車場がある。ここに車を停めて、小雨の中を歩いた。
カツラは道路のすぐ脇、八多川との間。各地の大カツラでしばしば見られるように、複数幹の集合体である。
現在、ひこばえが殆ど見られず、さらに幹の数を増やすことはなさそうだが、今後のことはわからない。
いずれにしろ、まだ若いカツラのようなので、これからぐんぐん大きくなることを期待したい。 |
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