ページタイトル:畑町八幡神社のスギ サイトのシンボル

画像:畑町八幡神社のスギ(上方から)
 高地側から見た姿

画像:畑町八幡神社境内

画像:畑町八幡神社のスギ(下方から)
名称 畑町八幡神社のスギ
    (はたちょうはちまんじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 55m(注1) 実際はもっと低い
目通り幹囲 10.5m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 福井県越前市畑町(注2)
 
〃 3次メッシュコード 5336−61−44
 
〃 緯度・経度 北緯35度52分41.6秒
           東経136度10分46.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2007年5月26日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年10月1日、1市1町が合併して越前市誕生。旧行政区は武生市





 八幡神社の参道石段の途中、社殿に向かって左手に立つ大杉。
 根元は一体化しているが、もとは3本の合体木ではなかろうか。それにもう1本が、根だけで繋がっている。
 3本は上に向かうにつれて間隔を広げ、天空の何かを支えようとしているかのようだ。
 3本のうち2本は、いったん分かれた上で再びくっつき、いわゆる連理の姿である。横に伸ばした枝が繋がったのだろうか。連理の上には広葉樹の種が着生し、小さな枝を広げている。
 訪ねたのは早朝。境内は清涼な空気に満ちていた。落ちて土色になった葉の間から萌え出た若草の緑が瑞々しい。
 十分立派な大杉ではあるが、残念なことに、10.5mのデータから思い描いていたほどではなかった。全体としての幹囲はもう少し細そうだ。
 参道を挟んで、大杉の反対側にも合体木の大杉が立っている。(中図、簡素な水屋の右奥に見える) 旧環境庁調査で目通り4.7mとあるのがこれなのだろう。こちらもなかなか立派で、大杉には及ばないが、記載データよりは大きそうだ。
 いずれも3本の合体木である。
 合体木となることを意図して植えられたのだろうか。 
 
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