ページタイトル:水神社の大樟 ロゴ:人里の巨木たち

画像:水神社の大樟(幹と並ぶ) 名称 水神社の大樟 (すいじんしゃのおおぐす)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 24m(注2)
目通り幹囲 8.5m(注2)
推定樹齢 830年(注2)
所在地の地名 福岡県豊前市畑
 〃 3次メッシュコード 5031−30−04
 〃 緯度・経度 北緯33度35分12.9秒
           東経131度03分27.6秒
豊前市指定天然記念物(1988年4月11日指定)(注3)
撮影年月日 2015年3月16日

注1)豊前市教育委員会が設置(設置年月不詳)。ただし天然記念物指定名称は「水神社大樟」であり、「の」がない
注2)豊前市の公式ウェブ・サイトの一つ「豊前市の文化財」による
注3)同上。一方、上記案内板では1988年3月16日指定となっており、両者は一致しない





 環境省巨樹データベースには豊前市からの報告は1本もない。では、巨木は無いのかというと、そんなことはない。天然記念物に指定され、他に誇れるようなクスノキ巨木が3本もある。
 そのうちの1本がこれ。角田川(すだがわ)沿いに長く延びる大字畑の水神社境内に立っている。
 クスノキそのものも素晴らしいが、この大クスは、むしろその根元から日に千トンもの豊富な湧水が出ることで知られている。
 この水は「畑冷泉(はたれいせん)」と呼ばれ、遠近からの水汲みリピーターが絶えないようだ。
 私が訪ねた時も、私の後に駐車場に入った車の方は、挨拶もそこそこに、クスノキには目もくれず、多くの容器を並べて水汲みにいそしんでおられた。
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