ページタイトル:原山のムクノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:原山のムクノキ(幹と並ぶ) 名称 原山のムクノキ (はるやまのむくのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 23m(注2)
目通り幹囲 5.6m(注2)
推定樹齢 400年(注2)
所在地の地名 大分県竹田市直入町上田北(原山)(注3)
 〃 3次メッシュコード 4931−53−41
 〃 緯度・経度 北緯33度07分20.7秒
           東経131度23分39.7秒
竹田市指定天然記念物(1990年11月21日指定)
撮影年月日 2018年3月17日

注1)旧直入町教育委員会が設置した案内板(設置年月不詳)に、「原山のエノキ・ムクノキ(2本)」とあった
注2)上記案内板による
注3)2005年4月1日、竹田市に合併。旧行政区は直入郡直入町(なおいりぐんなおいりまち)





 県道30号(庄内久住線)近くの大分県立芸術文化短大竹田キャンパスから北西に約1.9km。原山集落内の生活道路脇に立つムクノキ。
 案内板の記述通り、すぐ近くにムクノキ(幹囲4.1m)がもう1本あり、ほかに、幹囲4.4mのエノキも立っていた。旧直入町内一の大エノキだったようだ。(残念ながら、エノキはもう無い。骸となって、道の脇に横たわっている)
 ムクノキの根元には石仏が安置されていた。見ると、みな首から上がない。
 首のない石仏は、ここに限らず、このあたりでよく見かける。明治の初め頃、全国に吹き荒れた廃仏毀釈の嵐だが、ここには特別に強く吹いたようだ。
 ムクノキは、ヒトのそんな愚行をどのような思いで見ていたものだろうか。
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