ページタイトル:医王寺跡のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:医王寺跡のクスノキ

画像:医王寺跡のクスノキ(全景)
名称 医王寺跡のクスノキ
    (いおうじあとのくすのき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クスノキ
樹高 25m(注2)
目通り幹囲 7.0m(注2) 実感としては案内板の5mの方が近い
推定樹齢 200年(注3)
所在地の地名 群馬県高崎市中室田町字木戸原(注4)
 〃 3次メッシュコード 5438−46−69
 〃 緯度・経度 北緯36度23分34.6秒
           東経138度52分06.0秒
高崎市指定天然記念物(1982年4月1日指定)
撮影年月日 2013年7月28日

注1)旧榛名町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
注4)2006年10月1日、高崎市に合併。旧行政区は群馬郡榛名町





 中室田小学校の西、県道211号(安中榛名湖線)中室田交差点の北に小さな公園があり、その一角に標記のクスノキが立っている。
 案内板によれば、かつてここには医王寺という寺があったようだ。
 医王寺についての説明がないので、寺号から想像するのみだが、本尊は薬師如来で、真言宗か天台宗の寺だったのではなかろうか。あるいは、武士の時代になって禅宗に転じていたかも知れない。
 それが今はない。明治の廃仏毀釈で廃寺となったものか。それとも、他の場所に移転したのだろうか。
 医王寺がなくなって、その跡地に小学校ができた。現在の中室田小学校の前身である。
 同校のホームページを拝見すると、昭和57年(1982)に旧榛名一中跡の現在地に移転するまで、ここを校地としていたようだ。(奇しくも、クスノキの天然記念物指定と同年である)
 同校には、野外のスケートリンクもあるらしい。本来は南国の樹木であるにもかかわらず、そんな厳しい寒さにも耐えてきたクスノキなのである。
 
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